Bitcoin 日本関連フロー ― 2026年10月(V6)
公開ラベルで特定できた日本の取引所(bitbank / GMO Coin / Coincheck)のアドレスに触れた取引のうち、
取引所との出入りを時系列アニメーションで表示します。これは「特定できた日本関連フロー」であり、日本発着の全フローではありません。
凡例:「日本」は取引所の登録・運営国を指し、利用者の国ではありません。左側の取引所名は、相手アドレスがその取引所の入金アドレス/ホットウォレットであると特定できた場合のみ表示しています(送金した人の国を示すものではありません)。
V3の変更点:相手アドレスを抽出して照合し、外部側を取引所ごと(Binance / Bitget / Bybit の入金アドレス)と「その他の外部」に細分化/相手が日本側取引所自身のウォレットだった取引を内部移動へ再分類。
V4の変更点:各ノードの中に、その時点までの累積の純増減(受取−送出、そのノード視点)と受取・送出の累計を表示。再生・スクラブに連動して数値が変わります。純増減は「この図で捉えたフローの累積」であり、各社の実際の残高増減ではありません。
V6の変更点:種リストを 51 件に拡張して再抽出(対象 2,841 取引)。Binance ホットウォレットとの出入りと、bitbank の追加ウォレット 14 件を新たに特定しました。
2026/10/01 00:00 JST
内部移動(種アドレス同士)
0 件
純移動額 0 BTC
延べ額は同じ資金の数え直しを含むため、出来高として読まないでください
日本側ウォレット間の移動
0 件
0 BTC
相手が取引所自身のコールド/ホットウォレット等だったもの(V3で再分類)
日別の件数(外部とのフロー、JST)
金額の大きいフロー(外部とのフロー、上位5件)
- GMO Coin 流入 ― 50.0000 BTC(10/21 20:00 JST、相手は未特定)
- GMO Coin 流入 ― 44.0000 BTC(10/16 21:26 JST、相手は未特定)
- GMO Coin 流入 ― 40.0000 BTC(10/26 08:17 JST、相手は未特定)
- GMO Coin 流入 ― 40.0000 BTC(10/27 22:41 JST、相手は 16MrRM5…)
- GMO Coin 流入 ― 40.0000 BTC(10/28 16:44 JST、相手は 16MrRM5…)
外部側の内訳(V6で特定できた範囲)
- Binance(入金アドレス+ホットウォレット):流入 36 件・17.2 BTC / 流出 18 件・265.6 BTC ― 純増 +248.4 BTC
- Bybit(入金アドレス):流入 0 件 / 流出 9 件・91.0 BTC ― 純増 +91.0 BTC
- Bitget(入金アドレス):流入 0 件 / 流出 5 件・69.7 BTC ― 純増 +69.7 BTC
- その他の外部(未特定):流入 439 件・1,692.0 BTC / 流出 509 件・2,163.6 BTC ― 純増 +471.6 BTC
V6では Binance ホットウォレットからの流入も特定できました(36 件・17.2 BTC)。それ以外の流入の送り手は、特定した範囲では未特定です。金額・件数は各取引の「最大の相手アドレス」による代表分類です。
注記・方法
- 純増減の読み方(V6):各ノードの純増減は、そのノードが受け取った累計から送り出した累計を引いたもので、外部とのフローのみを対象とします(内部移動は含みません)。月末時点の最終値は、bitbank −1,853.7 BTC(入 205.8/出 2,059.5)、GMO Coin +889.0 BTC(入 1,118.1/出 229.1)、Coincheck +83.9 BTC(入 385.3/出 301.4)、相手側は Binance +248.4/Bybit +91.0/Bitget +69.7/その他の外部 +471.6 BTC です。これは「この図で捉えたフローの累積」であり、各社の実際の残高増減ではありません。
- V6の基礎データ:種アドレス 51 件(labels_seed_v2.csv。V3 までの 37 件に、特定できた日本側ウォレット 14 件を追加)で再抽出し、対象は 2,841 取引です。集計は行単位で 2,843 行(2 件の取引が 2 つの取引所にまたがるため)。外部とのフローは流入 475 件・1,709.2 BTC/流出 541 件・2,590.0 BTC、内部移動は種同士 1,376 件と日本側ウォレット間 451 件です。
- 再抽出で変わったこと:(1) bitbank のコールドウォレットが種に入ったことで、コールドウォレットへの入金が「流入」として観測できるようになりました(V5 まで bitbank の外部流入が 1.1 BTC と小さかったのは、コールドが種の外にあり、その入金が見えていなかったためです。母集団が違うので単純比較はできません)。(2) GMO Coin は新規種ウォレット経由の流入が大きく、純増がプラスになりました。(3) 内部(種同士)が 719 件から 1,376 件に増えたのは、追加したウォレット同士の移動が内部として数えられるようになったためです。
- 新たに特定できた相手:Binance のホットウォレット(Arkham と GraphSense の双方で確認)から日本の取引所への流入 36 件・17.2 BTC を特定しました。また bitbank の追加ウォレット 14 件(3…で始まる形式など)を Arkham の公開ページで確認し、日本側ウォレット間の移動として再分類しました。特定したアドレスは labels_identified_v3.csv に出典付きで記録しています。
- 16MrRM5…(未特定):種 v2 でも 70 件に登場します。GMO Coin への 40 BTC の流入 2 件(10/27・10/28)では単独の相手でした。運営者の名前は特定できていませんが、GMO コインのウォレット群や LMAX Digital(機関向け取引所)と 50 BTC・5 BTC といった定額で繰り返し決済するハブ的なアドレスであることは確認済みです(調査記録 addr16mr_investigation.md)。
- 未特定の範囲:流入 1,692.0 BTC・流出 2,163.6 BTC は未特定のアドレスとの出入りです。特定作業は金額の大きい相手を個別に確認した範囲までで、日本側ウォレットの全容も把握できていないため、内部移動の件数は下限であり、未特定の中に日本側ウォレットが残っている可能性があります。
- 内部移動の純額:種同士の純移動額(種の外へ出た分)は合計 1,527.4 BTC(GMO Coin 1,094.1/Coincheck 340.0/bitbank 93.3)です。GMO 分が V2 時点より大きいのは、新規種同士の移動が内部化し、その外部への出分が純額に現れるためです。延べ額は同じ資金の数え直しを含むため、出来高として読まないでください。
- 分類の方法と限界:各取引の相手は「その取引で最大の金額を持つ相手アドレス」で代表させて分類しました(取引×取引所の行単位)。dust(1,000 satoshi 未満の流入 9 件)は外部流入 475 件に含まれますが、粒は描いていません。
- V2で確認済みの事項(継続):bitFlyer の種 10 件は期間中ほぼ休眠で、ホットウォレットが種に無いため表示されません。Coincheck の内部移動は同一資金の連鎖であることをオンチェーンで確認済みです。種 37 件時点の残高合計 約50,419 BTC は JVCEA の利用者BTC保有数量(2026年8月末 170,344 BTC)の約30%にあたりますが、これは残高同士の参考比較でフローのカバー率ではありません。2026年10月29〜30日(UTC)の Binance 資金流出事件は本図の期間外です。
- 金額の定義:流入=日本側の種アドレスが受け取った額、流出=日本側の種アドレスが入力した額(BTC)。粒の大きさは金額の平方根に比例します。内部移動(種同士)の輪は純移動額、日本側ウォレット間の輪はフロー額に基づきます。
- 再現性:抽出は2026-11-01に Google BigQuery 公開データセット bigquery-public-data.crypto_bitcoin へ SQL で再実行(種リスト v2、Step 1 の対象 2,841 取引)。Step 6a の Quick check(流入 601 取引/流出 548 取引)と受け取った CSV の集計は一致しています。対象期間は 2026年10月1日〜10月29日(JST)で V1〜V5 と同一です。